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CONTENTS
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生まれながらのスター ◆ |
吉田勝己(ノーザンファーム代表) |
引退するのがもったいない ◆ |
武豊(騎手) |
生涯、二度と見られないようなシーン ◆ |
池江泰郎(調教師) |
永年つき合ってきた戦友 ◆ |
――熊沢重文騎手インタビュー |
最後の最後で ◆ |
池江泰寿(池江泰郎厩舎調教助手) |
アブミの秘密 ◆ |
藤田伸二(騎手) |
キムタクよりカッコエエ ◆ |
池江敏行(池江泰郎厩舎調教助手) |
幸せを運んでくれた馬 ◆ |
山元重治(池江泰郎厩舎厩務員) |
それはサッカーボーイとの友情から始まった ◆ |
吉川良(作家) |
ステイゴールドの誕生 ◆ |
白老ファーム、ノーザンファーム空港牧場スタッフのロングインタビュー |
身勝手な相棒 ◆ |
山野浩一(作家・競馬評論家) |
マイネル軍団を支える種牡馬に ◆ |
岡田繁幸(ビッグレッドファーム) |
世界でもっとも有名な日本馬 ◆ |
遠藤幹(サラブレッド・ブリーダーズ・クラブ業務部長) |
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◆愛さずにいられない |
「愛さずにいられない」というJRA制作のポスターコピーでご存知のように、数多くの競馬ファンたちの心を捉えて離さない馬、それがステイゴールドです。50戦して国内ではわずか5勝でしたが、海外では絶好調期のファンタスティックライトを捻じ伏せ、また、ラストランを国際GI勝利で飾りました。
このドラマチックな名馬の誕生から現役引退までを、数多くの未公開写真と、携わった人々の貴重なコメントで紹介します。
「ドバイの競馬、香港の競馬で、テレビに向かって一番大きな声を出して応援したのは僕です。これは自信を持ってそう断言できます」熊沢重文騎手インタビュー、本文より |
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◆カラー写真で素顔に迫る |
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また、藤岡祥弘・福田淳司・松崎博らの撮りおろし、未公開写真を多数含む引退式までのカラー写真でステイゴールドの素顔に迫ります。
社台グループの全面協力で実現した、ステイゴールドファン必携のコンプリート・ブックです。 |
◆ブリーダーズ・スタリオン・ステーション訪問記(2002年8月) |
春まだ浅い頃、そして夏の終わり、ブリーダーズ・スタリオン・ステーションに繋養されているステイゴールドを訪ねました。
さすがにモノに動じないステイらしく、あっという間に「ここは自分の場所」と自覚して、大好きな青草を好きなだけ食べられる生活を楽しみ、悠悠自適に暮らしていたのが印象的です。
また、夏に訪ねたときは、有名な「立ち上がり」を見せてくれました。『「あの馬は今?」ガイド2002-2003』でも紹介していますが、常本場長が放牧地から引いて帰る際、必ず立ち寄る青草スポットに入ったとき、かなり大きなクモの巣があって、ステイはモロにクモの巣に顔を突っ込んでしまったのです。すぐに気付いた常本場長がやさしく払ってやるのですが、だいぶご機嫌を損ねてました。
『ステイゴールド 永遠の黄金』は、読書カードがとてもたくさん戻ってきて、それだけでも嬉しいのに、「一生の宝物です」とか、「まず自分用に買って、それからステイ好きの友人にプレゼントするため、2冊目です」などなど、編集者冥利に尽きるお褒めの言葉を多数頂戴しています。ステイのファンで、もしも本書をお持ちでない方、ぜひ、手にとってご覧下さい。きっと、あなたの宝物になってくれると思います。(編集部 川越弘子) |
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