まえがき 第一テーマ 格闘技と武術 どちらが強い? 第二テーマ 伝統武術の真髄 強くなる理論 第三テーマ 太極拳で強くなるための実際 第四テーマ 太極拳の実用性を今日に甦らせるために あとがきにかえて 拳功房とは
現実に太極拳が使えるのか? 使うとしたらどんな戦闘スタイルなのか? そのためにはどんな練習をしなければならないのか? 本書は、30年以上にわたる私の武道、格闘技の学習と、20年以上にわたる武道、格闘技マスコミで仕事をしてきた中での、成果をまとめた研究報告書だ。 ―――まえがきより
強くなるためには、実践あるのみ! 多数の写真により、実際の「技の流れ」を具体的に学習できるのだ!!
個々の事象を追求するためには、全体から眺めねば、その性質が見えない、との私の考えから、前半は格闘技、武道の構造を追及するエッセイ風の理論から始まり、全体から見た中国武術の特殊性を解き明かす。 ―――まえがきより
強くなるため、達人となるためには、実践とともに理論を極めねばならない。 図解入りで解りやすく展開される山田流「武術理論」。
昭和30年、東京生まれ。私立開成高校卒。早稲田大学教育学部中退。 『フルコンタクトKARATE』、月刊『格闘Kマガジン』、月刊『BUDO‐RA』などを創刊させ、やる側の編集長として格闘技界では有名。 武術は小学校の剣道から始まり、高校時代に中国武術や空手を学び、大学では日本拳法部に所属。昭和50年、早大に日本初の中国武術のクラブ「東洋古武道研究会」(後に中国武術研究会に改名)を創立し、初代主将をつとめる。 その後、各種中国武術(台湾、大陸系)を学ぶが、実戦性に疑問を抱き、自ら新空手(34歳の最高齢で3回戦進出。敢闘賞受賞)やムエタイ(37歳の時に元ラジャ2位と対戦し、2RTKO負け)に挑むなど、理論と実践を平行して追求。 現在は、その成果を池袋ボディプラントにて公開指導を行っている。