<< 前の日記 次の日記 >>
|
イヤダイヤダが天に召されていました(涙) 2006年11月21日午後5時37分 |
弊社の商売柄、登録抹消馬のリストは編集部のだれかが必ず目を通すようにしているのですが、このところちゃんとチェックしていなかったので、なにげにリストを見ていたら、11月9日付の抹消馬の「死亡」の覧の一番最後に、イヤダイヤダ(牡4・栗東・音無厩舎)の名が……。今春の3月19日の東風Sで11着に敗れてから放牧に出されていたみたいですが、イヤダイヤダがもうこの世にいないなんて、全然知らなかったです。詳しいことが判りましたらまたお伝えしましすが、ともかく個人的にショックです。一度聞いたら忘れられない小田切オーナー命名の馬名の由来は、(負けるのが)イヤダイヤダ、というものでした。合掌。(もっさり) |
日本、悲願のパートI国に! 2006年11月20日午後6時23分 |
レース数、出走頭数、賞金レベルなど、欧米の先進国と比較しても遜色のない実績を残してきたことなどが評価され、ICSC(国際競り名簿基準委員会)において、来年から日本が英、仏、米などと同じ最上位の「パートI国」に昇格する、との発表がJRAがありました。SITA(国際サラブレッド競売人協会)に承認されたもので、日本は16番目のパートI国だそうです。よーするに、これで世界的に競馬の一流国として(やっと)認められたワケで、JRAにとっては長年の悲願が達成されたものです。多くの方々の努力の積み重ねが実った成果と言えるでしょう。JRAによると、パートI国に昇格したことで、日本産馬とその血統の国際的な評価の向上、輸出の促進、優良外国調教馬の国内レース出走の促進に伴う日本競馬の一層のレベルアップ、ブランドイメージ上昇によるさらなる競馬の振興などにつながる、と考えているそうです。てな万歳三唱モードのウィークに行われる国際Gに、よりによって外国の馬が1頭も来てくれないというのは、なんてタイミングがわるいのでしょう(苦笑)。僕は詳しい知識がないんですけど、この格付けって、Jリーグみたいな降格とか入替戦とか、なし、でしたよね。(サナダ) |
ユーセイトップラン、GJ! 2006年11月20日午前11時32分 |
11月15日から17日までの3日間、東京ビッグサイトで「第41回農林水産祭 実りのフェスティバル」が開催されました。これは毎年恒例の農水省が主催する展示即売イベント。この催しには、農水省管轄のJRAのブースも。「子供のポニーの乗馬体験教室、蹄鉄の作成実演」などのコーナーがあり、馬と触れ合い、その魅力を知ってもらおうという趣旨で、今年はユーセイトップランが展示されたそうです。筆者の知人が会場で愛想をふりまくユーセイトップラン君の写真を撮って送ってくれました。様々なお客様から大人しくナデナデされるという優秀な「馬事振興」のグッドジョブぶりだったそうで、さすがは馬事公苑のベテラン乗馬です。もっとも競馬を開催している土日は、弊社のスタッフ同様、多くの競馬ファンは淀や府中で行われた馬事振興の方で忙しかったと思われますが。(ひ) |
サンデーR&角居厩舎様、お忘れなきよう 2006年11月18日午前9時2分 |
ここを読んで頂いているような方なら釈迦に説法でしょうが、メルボルンCは、豪州では、日本でいえば有馬記念以上の、競馬を超えた国民的な春の大イベントです。なにせ開催日はメルボルン大都市圏じゃ休日になっちゃうんですよ。それなのに、先のメルボルンCの日本馬ワン・ツー(デルタブルース&ポップロック)の大快挙の評価がいまいち日本国内で低すぎると思うのですよ。そんな空気を読んだのか読まないのか、本日の一部スポーツ紙にオーストラリア観光局がおちゃめな広告を出していました。「日本の勝利がカップを世界に持ち出した」との大見出しが踊っているThe Australian紙の紙面をメインヴィジュアルにして、こんなコピーが……。「今年、メルボルンの春を彩る祭典をあなたのための祭典に変えたのは日本から参加した馬と騎手、調教師のチームでした。来年は、ぜひこの超一流エンターテイメントをじかに体験し、世界屈指のスポーツイベント『メルボルンカップ』を一緒に楽しみましょう。あ、それと、そのときはカップを持ってくるのをお忘れなく」。サンデーR&角居厩舎様、お忘れなきよう。(サナダ) |
ダンツキッチョウ引退、乗馬に 2006年11月17日午後8時25分 |
弊社刊『POGの大穴2004-2005』に掲載し、美浦黄門様こと境勝太郎氏のセレクト10頭に入っていたダンツキッチョウ(牡4・栗東・山内厩舎)が15日付で競走馬登録を抹消しました。引退後は、キッチョウ自身が育成されたヤマダステーブルで乗馬になる予定。サマニベッピンの半弟でサンデーサイレンス産駒と血統面の期待も大きかったが、何より、ヤマダステーブルで育成中に見せてくれた垢抜けた馬体が印象的でした。期待通りに青葉賞を勝ってダービーに駒を進めたのは立派。残念ながら本番ではいいところがなかったけれど、POにとっては充分な孝行馬でした。その後、右前浅屈腱炎で長期休養となり、復帰できないままの引退となったのは寂しいですが、古巣での乗馬入りは嬉しいニュース。全力疾走の6戦をありがとう。ゆっくり休んでください。(シン) |
ミスター「再チャレンジ」 2006年11月17日午後8時12分 |
マークオブプリンス(牡2)という馬の話をさせてください。父ディアブロ、母ヤマノラスカル(母の父フジキセキ)。ホッカイドウ所属で5月に札幌で晴れのデビュー戦を迎える予定だったのですが、返し馬で故障し、競走除外。気を取り直して挑んだ6月札幌は疾病で出走取消。さらに、9月の旭川でこれまた疾病で出走取消。結局ホッカイドウ競馬ではデビューすることができず、船橋に転籍しました。この馬が本日ようやく船橋競馬でデビュー戦を迎えることができたのです。4R、3番人気で、なんと、1着でゴールイン! 挫けても挫けても、あきらめてはいけませんね。また応援馬が1頭増えました。ネタ元はメールマガジン『競馬道OnLine 通信』の編集後記。短い行数で面白い競馬コラムを読ませてくれる筆者(や)さん、いつもながら、大変けっこうなお手前に感服でございます。(超ジェッター) |
「あの馬は今?ガイド」刊行10執念記念特集 2006年11月16日午前11時38分 |
毎年刊行し続け、本年度版で10冊目となりました『あの馬は今?ガイド』、本年度版の巻末に、バックナンバーの表紙をすべて載せてご紹介する「刊行10執念記念特集」、じゃなくて(苦笑)、「刊行10周年記念特集」という企画ページを作ったところ、バックナンバーについてのお問い合わせやご意見等々を弊社に多数頂戴しております。あの「青い空に白い雲」の号からすべて買ってくださっているという方から激励のメールやお電話をたくさん頂戴し、もう頭が下がるばかりです。本当にありがとうございます。なお、バックナンバーの在庫状況については、こちらのページを下の方まで、ご覧になってください。スペシャルウィークが表紙になっている『2000-2001』(このページ右の写真、残部僅少これでオシマイの号)は、もうここでも何度もお伝えしましたが、諸般の事情があり、このサイトの通信販売のみのお取り扱いとなっています。ほとんどの年の本が在庫僅少となっておりますので、早めのご注文をお願い申しあげます。(営業部) |
ヤマニンシュクル、引退、繁殖入り 2006年11月16日午前9時52分 |
エリザベス女王杯でカワカミプリンセスの走行妨害の不利を受けたヤマニンシュクル(牝5・栗東・浅見厩舎)、レース後の状態が気になっていましたが、残念ながら右前浅屈腱不全断裂を発症し、競走能力喪失だそうです。同馬は今後このまま引退し、繁殖入りする見込み。通算成績19戦4勝。言うまでもなく、03年の阪神JFを勝ったGIホースであります。いい子供を産んでください。(もっさり) |
本田優騎手、引退??? 2006年11月14日午後10時25分 |
JRA平地騎手現役最年長の本田優騎手(47)が、今年限りで引退する気持ちを固めつつあることが明らかになったとの報道が……。エリザベス女王杯の例の件は、今回の進退とはまったく関係なし。調教師を目指して、先頃行われた一次試験をすでに受験しているのだそうです。同騎手の関係者によると、今夏の函館での落馬で受けた第2腰椎破裂骨折、第6頸椎棘突起骨折の大ケガのダメージが大きく、騎手はぼちぼち……と考え始めたとか。個人的にはまだまだ乗り続けてほしいジョッキー。カワカミでリベンジ、というのはなしになっちゃうんですかね。と心配していたら、ご本人が「引退は選択肢のひとつだが、まだ決めたわけじゃない。お世話になっている西浦先生にも相談していないから。カワカミプリンセスに来年も乗りたい気持ちはある」とコメント……。ははん。なるほど、たぶん、そういうことなんでしょうね。僕は答えがわかりました。わからない方は、よーく考えてみよう。(もっさり) |
H・O様、ご注文はお済みですか? 2006年11月14日午前11時58分 |
11月9日に弊社の口座にご入金なさったH・O様、かなり過去まで遡っても、ご注文の履歴が見当たりません。【オーダーフォーム】の入力はお済みでしょうか? 弊社からの発送が来ないとのご連絡をお待ちしているのですが、いまだに頂けません。ご注文が完了していれば弊社からの確認メールがお手元に返信されるはずですが、恐らく届いていないと思われます。お手数ですが、もう一度ご入力ください。また、【ご意見・お問い合わせフォーム】より、お振込の金額、弊社の口座番号、お振込時のお名前をお知らせください。ご連絡をお待ちしております。(営業部) |
カワカミがらみの馬券は55.4% 2006年11月13日午前10時38分 |
きのうのエリザベス女王杯の総売り上げは、184億8757万6700円(前年比98.4%)だったそうです。そのうち、降着となったカワカミプリンセスがらみの単勝、複勝、枠連、馬複、ワイド、馬単、3連複、3連単の売得金の合計は、102億4700万8500円。実に、まあ、全体の約55.4%。やりきれない気持ちのファンが多いのも当然でしょう。きのう、うちのスタッフは京都に行けなかったのですが、競馬場はどんな雰囲気だったのでしょうか。メジロマックイーンの天皇賞以来のGIでの1着降着。15年前のこのアクシデントの際にプレジデントシチーに騎乗して落馬寸前の不利をモロに受けたのが、なんと本田騎手。因果はめぐる、と申しますが、そういう凄いデータがアタマの中に残っていれば、カワカミからドカンと買ったりしなかったのになあ……なんて、井崎先生が100人いても無理だよね。あーあ。(サナダ) |
ザサンデーフサイチ 骨折 2006年11月12日午前9時28分 |
04年のセレクトセールで4億9000万円の最高値で落札された期待馬、ザサンデーフサイチ(牡2・栗東・池江寿)、右後肢飛節の骨折が判明しました。全治に9カ月はかかるとみられ、残念ながらクラシックは間に合いそうもありません。「元気になって帰ってきてほしい。古馬になってからまた応援してください」と池江寿師。同馬は近々ノーザンファームに放牧に出されるそうです。残念。(もっさり) |
はらたいらさんにぜんぶ 2006年11月10日午後6時18分 |
「はらたいらさんにぜんぶ!」 競馬場の最終レース、おやじギャグの定番でした。その漫画家のはらたいらさんが本日肝不全のためお亡くなりになったそうです。まだ63歳、びっくりです。どこかで「人生の三択問題」、間違えちゃったのかなあ。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。わたしの場合、「はらたいらさんにぜんぶ」で帰りの飲み代をかろうじて確保することになるよりも、「篠沢教授にぜんぶ」でオケラ街道をトボトボ歩くときの方が多かったですけど。(もっさり) |
ファンタスティックライトがやってくる! 2006年11月9日午後2時58分 |
ダーレー・ジャパンが昨日8日、ファンタスティックライト(父Rahy)を種牡馬として日本に導入すると発表しました。2007年からダーレー・ジャパン・スタリオン・コンプレックスで繋養されるそうです。JCをはじめ、国内外のビッグレースでなぜか日本の馬と走ることが多かったし、もちろんGIを6勝した01年の欧州年度代表馬、その上、すでにジャリスコライトとか、産駒が日本でも活躍していることから、かなりの生産者人気を集めそうですね。新種牡馬として、英セントレジャーを勝ったルールオブロー(父Kingmambo)も同種馬場にスタッドインが決まっており、現在アルカセットとホッカイルソーだけが独占している厩舎が一気に華やかになることでしょう。厩舎の様子などは弊社刊『「あの馬は今?」ガイド2006-2007』掲載の「ホッカイルソー VIP待遇の功労馬」をお読みください。(シン) |
デルタブルース、メルボルンC制覇!! 2006年11月7日午後1時50分 |
本日豪州・フレミントン競馬場で行われた南半球の競馬のお祭り、メルボルンC(豪G1・芝3200m)、岩田康誠騎手騎乗のデルタブルース(牡5・栗東・角居厩舎)が勝ちました!!! 例によって道中は3番手の好位につけ、直線できわどく追い込んでアタマ差2着に入ったのが、これまた角居厩舎のポップロック(牡5)! 日本調教馬がこんな活躍をした国際的な大レースは史上初かも。お昼の生中継を見逃した方はグリーンチャンネルで今晩の夜11時から再放送があるので、歴史的快挙を堪能しましょう。岩田騎手、レースも手に汗握るような接戦でしたが、英語でのインタビューはさらに大汗だったり(笑)。おめでとう!! (サナダ) |
ついにノーザンテースト産駒が…… 2006年11月6日午後6時19分 |
JRA在籍馬としてはノーザンテースト産駒として最後の1頭だったモガリブエ(牡8・栗東・松田博厩舎)が登録を抹消し、ついに御大の産駒が中央からいなくなってしまいました。2000年生まれがラストクロップだったのですから、無理もないのですが、とっても寂しいですね。モガリブエの活躍で、産駒によるJRA28年連続勝利というとてつもない大記録を打ち立てた御大。『「あの馬は今?」ストーリーズ』の取材で見せてくれた、穏やかで可愛らしい顔と仕草で、担当する森田さんと遊び、語りあう様子が今も目に浮かびます。あと4頭残っている地方競馬の産駒たちにはまだまだ頑張ってほしいものです。(ひ) |
パドック周辺が禁煙に 2006年11月6日午前11時53分 |
久々に府中競馬場に参戦したら、11月4日よりパドックの周辺が禁煙になっていました。パドックの周囲にオレンジのラインが描かれてあり、このなかではタバコはダメ、というルール。導入されたばかりのルールなのでまだ周知徹底されておらず、係員さんに声をかけられて、それこそ煙に巻かれたような顔をしている喫煙派の方も少なくありませんでした。僕はタバコと縁のない生活をおくっていますので、今回の措置は大賛成。あの大混雑のなかでタバコを吸われるのはいつも危ねーなーと思っていたし、なにより「あんちゃん、3番の馬、買い足しといた方がいいかもよ」などと話しかけてくるクワエタバコの馬券オヤジがパドックの近辺から消えてくれると、買い目が増えずに済みますよね。買い足した馬券は来ない。これは不滅の法則……と思っていたのになあ。やっぱ武士沢、買っとくべきだった(涙)。(サナダ) |
『あの馬は今?ガイド』 訂正とお詫び 2006年11月2日午後9時12分 |
いつも弊社の書籍をご愛読頂き、誠にありがとうございます。先日発行致しました『あの馬は今?ガイド2006-2007』、に掲載写真の誤りがございました。9ページに掲載の写真、本来アドマイヤグルーヴの放牧写真を掲載すべきところ、編集段階の不注意により、他の馬の写真を掲載してしまいました。関係者の方々、読者の皆様に対し、謹んでお詫びを申し上げます。読者の皆様からすでにメールやお電話でたくさんのお叱りを頂戴しておりますが、間違って掲載した馬は、皆様ご指摘の通り、「スペシャル」なサラブレッドでございます。馬の出版社の人間としては、まったく言い訳できないような恥ずかしいミステークであります。それにしても、たくさん頂戴したお叱りのメールやお電話、間違って掲載してしまった馬の写真について、皆様全員ズバリ的中でした。さーすが弊社の読者の皆様と言うべきか……。いや、感心している場合ではありません。今後、二度とこのようなことがないよう、重々注意して書籍を制作してまいる所存でございます。このたびは、どうかご容赦いただきますよう、伏してお願い申し上げます。とり急ぎ。(発行人) |
<< 前の日記 次の日記 >>
|