<< 前の日記 次の日記 >>
|
ゼンノロブロイ、強かった 2004年10月31日午後6時23分 |
諸般の事情で「心の応援馬」であるゼンノロブロイ(牡4・美浦・藤沢和)が、ペリエの巧みなリードに応えて、天皇賞を勝ちました。もっと早くGI馬になっていい器だと思っていましたが、みごと1番人気での勝利です。そして藤沢厩舎は、なんと秋の天皇賞は3年連続の制覇。それにしても、レース前に、名牝2頭をパドックで眺めながら、「たしかにいい出来だけど、どうしてここを使ってきたんだろ」とか首をかしげてうなずき合っていた小社編集部は、やっぱり馬券は下手クソなのでありました(苦笑)。(ぷ) |
パーソナルラッシュ、6着 2004年10月31日午後5時04分 |
テキサス州のローンスターパーク競馬場で開催のブリーダーズカップ・クラシックに参戦したパーソナルラッシュ(牡3・栗東・山内)、13頭立ての6着でした。いつもとは違って中段からの競馬、直線で上位馬に離されたとはいえ、3歳にしてこのメンバーで6着は立派なもんでしょ。ピンクのメンコが目だっていましたね。勝ったのは大本命のGhostzapper。レコード勝ちで、すげー強かったっす。(ぷ) |
米2冠馬シルバーチャーム、日本で繋養 2004年10月31日午後5時04分 |
97年の米国2冠馬シルバーチャーム(牡10)が、来年から日本に導入されることが決まりました。12月上旬には来日、検疫を終えた12月下旬から日本軽種馬協会静内種馬場で繋養され、来春からの種付けスタートということになります。シルバーチャームは、現役時代は24戦12勝。米3冠レースのケンタッキーダービー、プリークネスSを勝ち、ベルモントSは2着で惜しくも3冠は逃したものの、同年のブリーダーズCクラシックでも2着になり、北米3歳チャンピオンに選ばれています。またご存知のとおり、翌年にはドバイワールドCを勝っていますね。血統的には日本では珍しいBuckpasserの直系。Buckpasserは母系に入って活性化する傾向のある血でもあるので、生産者に好まれる種牡馬になりそうです。(超ジェッター) |
アドマイヤベガ、急死 2004年10月30日午前11時02分 |
名牝ベガを母に、サンデーサイレンスを父に生まれ、1999年のダービーを勝ったアドマイヤベガが29日の午前5時頃に亡くなりました。前日の夕方からせん痛の症状が出て、社台ホースクリニックに緊急入院したのですが、すでに手の施しようがなかったそうです。今年ファーストクロップが走りだし、その活躍ぶりでポストサンデーサイレンスはこの馬ではないかとの声が高まっていた矢先、実に残念なこととなってしまいました。今年の春シーズン、社台スタリオンステーションではスペシャルウィークのお隣のパドックに放牧されていて、スペシャル君の「一緒に走ろうよ」とのアプローチに比して、大人っぽく落ち着いたクールな態度に感心したこと、でも流星や顔の雰囲気がそっくりだったこと、今も忘れられません。どうか、安らかに。(ひ) |
ラストダンス 2004年10月29日午後6時51分 |
凱旋門賞で17着に敗れた後、休養に入っていたタップダンスシチー(牡7・栗東・佐々木晶厩舎)のラストランは、有馬記念(12月26日)になることが正式に決まりました。「よく頑張ってくれた。JCに出したかったが日程的に無理だった。僕の人生を変えてくれた神様のような馬。双眼鏡で見ながら手が震えた凱旋門賞は一生忘れない」と、佐々木師。見ていて熱くなるようなレースをする馬だけに、いつまでもレースで走らせてほしい1頭ですが、ここが良い引き際なのかもしれませんね。今後は、種牡馬となるようですが、繋養先、種付け料などは未定とのこと。木枯らし舞う中山で、最後のタップダンスを見届けましょう!(キュン) |
チューニー引退 2004年10月29日午後6時30分 |
昨年のオークス2着馬のチューニー(牝4・美浦・鈴木伸厩舎)が、現役を引退することになりました。管理する鈴木伸師によれば、「ツメの状態が良くないので、無理はしたくない」とのこと。派手な活躍をすることが多いSS産駒の中では、ちょっぴり地味でしたが、女の子っぽく、とても愛くるしい名前が印象的でした。今後は、アメリカに渡って繁殖生活を続ける予定だそう。お疲れさまでした。(キュン) |
サムライ、いよいよ始動 2004年10月27日午後6時29分 |
今年の2歳世代、最大の大物クンと言えば、以前もこの日記で取り上げたエアグルーヴ3番目の子供、サムライハート(牡2・栗東・伊藤雄)でしょう。黒本でも勝太郎先生のイチオシでしたし、『 武豊日記2 Take a chance! 』の元ネタである武豊公式HPの日記でも、サムライくんのことが触れられていました。もちろんデビュー戦は武豊騎手が騎乗。ユタカさんもゾッコンの様子で、ますますデビュー戦が楽しみになってきました。ちょっと微妙なコメントもありましたが(汗)。なお注目のデビュー戦は、11月7日、京都の芝2000mだそうです。(キュン) |
もっとブルースを聴かせてくれよ 2004年10月27日午後6時20分 |
菊花賞で、アッと驚くため五郎(古いなぁ……汗)を演じて見せたデルタブルース(牡3・栗東・角居)の気になる今後。どうやらJC(11月28日)から有馬記念(12月26日)という王道路線を歩むことになるようです。角居師によれば「レース後も元気いっぱいです。今日、栗東トレセン近郊のグリーンウッドに短期放牧に出して、JCと有馬に備える」とのこと。世代最強馬が戦線から離脱した今、競馬を盛り上げるためには、デルタが菊だけの「一発屋」では困ります。ぜひJCと有馬記念で、スターへの階段を昇っていってほしいものです。(キュン) |
高崎は困惑の表情? 2004年10月26日午後6時49分 |
下の記事の続報。ライブドアの意向を受けた高崎競馬の関係者は一様に困惑気味な感じ。まず群馬県の地方競馬対策室は、「何を考えているのか見えないので言いようがないが、行政として総合的に判断して廃止の方向に進んでいる。馬券の発売をやるというならそれだけのことで、難しいのではないか」。それから、高崎競馬の存続を訴えてきた調教師騎手会の渋谷武久会長は「廃止の方向で県などと再就職や補償問題を話し合っているので、その妨げになるようなことは困る」とバッサリ。こういう発言を聞くと、ライブドアは、いわゆる日本的な根回しというヤツをしていなかったみたいですね。(ぷ) |
ライブドアが高崎競馬に参入! 2004年10月26日午後11時8分 |
今年で廃止が決定している高崎競馬の経営に、あのライブドアが参入! そんなことアリなの? と思ったら、競馬法が改正され、来年1月から馬券販売事務などの民間委託が可能になるのだそうです。堀江貴文社長は来月10日に群馬県の小寺知事と会い、廃止の撤回と競馬開催事務を受託する新組織の共同設立を申し入れる予定。ライブドアの計画案によると、競馬の主催はこれまで通り群馬県と高崎市でつくる「群馬県競馬組合」のままですが、ライブドアと群馬県、高崎市の共同出資で設立する新組織(競馬施行受託先)が県競馬組合の委託を受け、ネットを活用した馬券販売やレース中継を行うとか。また、ライブドアは高崎競馬の再建が軌道に乗れば、他の地方競馬への経営参画も視野に入れるそうです。ホリエモン、瀕死の地方競馬の救世主になるかな。ちなみに、このニュースを受けて、マザーズに上場しているライブドアの株が上がっているそーですよ。(ぷ) |
ユーベ、引退 2004年10月25日午後8時18分 |
セリエAのユーベは今季絶好調みたいですが、競馬のユーベは残念ながら引退です。去年の日経新春杯を制したバンブーユベントス(牡5・栗東・田島良)が、現役を引退することになりました。通算成績は11戦3勝(うち重賞1勝)。獲得賞金は1億2107万4000円。今後は小倉競馬場で乗馬になる予定だそうです。やはり屈腱炎での長期離脱が痛かったですね。おつかれさまでした。(超ジェッター) |
デルタブルースが菊花賞馬になっても驚きません 2004年10月24日午後9時4分 |
うちらのPOGが「菊花賞ルール」だったら、やられていましたよ。(は)さん、デルタブルース(牡3・栗東・角居)から、ちゃんと馬券買ってます? そもそも、デルタブルースは、今は亡き「奥の院」での推奨馬だったんですよね。ダービーには間に合いませんでしたけど、同馬の調教の動きを見て大バッテキしてきたY女史の慧眼に改めてビックリです。それとサンデーRは、たしか平地では初めてのGI制覇。今年の2歳馬の脅威的な勝ち上がり率といい、ようやく赤バッテンの勝負服が虎柄に負けず劣らずカッコ良く見えてきました。(ぷ) |
ご心配をおかけしております 2004年10月24日午前8時29分 |
ご心配をおかけしました。きょうの早朝ようやく長岡市内の生家と連絡が取れました。余震が間断なく続いているので、決められた避難先に逃げて、クルマのなかで一晩過ごしたそうです。家は昔の雪国仕様で頑丈に作られていたせいか、大きな問題はなさそうとのことですが、いわゆるライフラインがダメ。家の中はどこから手をつけていいかわからないような状態だそうです。ともあれ小社顧問税理士をはじめ、家族はみな無事でした。お見舞のメール、お電話、本当にありがとうございました。(越) |
キングカメハメハ、引退、種牡馬入り 2004年10月23日午後11時59分 |
キングカメハメハ(牡3・栗東・松田国)の引退が本日発表になりました。通算成績は8戦7勝(うち重賞4勝)。獲得賞金は4億2973万3000円。今後は北海道早来町の社台スタリオンステーションで種牡馬生活を送ります。とりあえずお疲れ様でした。考えてみれば、いかにも種牡馬として大活躍しそうな馬名でもありますので(おいおい)、ぜひとも頑張って、いい産駒を出してもらいたいです。(超ジェッター) |
お見舞、ありがとうございます 2004年10月23日午後11時31分 |
多数のお見舞のメール、お電話、ありがとうございます。実は、夕方の最初の地震発生以来、いまだ生家の税理士とまったく連絡が取れておりません。電話が全然つながりませんです。上越新幹線ができてからは、弊社から徒歩も含めて2時間程度でたどりつけるようになったのに、こういうことになると、上越国境の向こうは遠いですね。(越) |
武豊日記2、本日発売です! 2004年10月22日午前10時7分 |
お待たせしました。『 武豊日記2 Take a chance! 』、本日発売です。全国の書店さんはもちろん、競馬場、WINSのターフィーショップでも扱っていただいています。なお、武豊騎手のサイン入り本販売のお申込みは締め切らせていただきました。たくさんのご応募、誠にありがとうございました。明後日の菊花賞は、ズバリ、ユタカさん騎乗のハーツクライから勝負。「心の叫び」が届いてくれることを願っています。(営業部) |
フレアリングマズル、安楽死 2004年10月22日午前10時7分 |
17日に宇都宮競馬で行われた狗尾草特別で9着でゴールした後に故障を発生したフレアリングマズル(牡6・宇都宮・川村)、一昨日の20日に安楽死処分がとられました。道営でデビューして大井に転籍、トーシンブリザードのライバルとして活躍しましたが、2着、3着が多くて、ファンをヤキモキさせた人気馬でしたね。その後、一度道営に戻り、現在は宇都宮競馬で走っていました(12戦して2着が2回)。通算成績は43戦9勝(うち重賞3勝)。合掌。(超ジェッター) |
キングカメハメハ、屈腱炎で、そういうことに 2004年10月21日午後11時11分 |
スポーツ紙のみならず、一般紙でもニュースになっていましたね。天皇賞を目標に調整されていたキングカメハメハ(牡3・栗東・松田国)、右前脚に浅屈腱炎を発症、出走を断念することになりました。「火曜日の早朝に、微妙な異常がみられたため、水曜日に競走馬診療所にてエコー検査をしたところ、右前浅屈腱炎が確認された。ファンをはじめ、いろいろな方々の夢をそいでしまい申し訳なく思っている。今後のことはオーナーと協議して決めたい」と松田国師。なんかクロフネやギムレットのことが思い出されますが、ノーザンファームの生産馬で、King Mamboの産駒で、「今後のことはオーナーと協議」という言葉が出た以上、そういうことになってしまう可能性が高いのでしょうね。うちの編集部のマシンで躍動しているキングカメハメハの壁紙が泣いてます。残念……。(ぷ) |
ツルマルガール、死亡 2004年10月20日午後5時22分 |
今年の安田記念を勝ったツルマルボーイ(牡6・栗東・橋口)をはじめ、ダートのOPで活躍を続けているツルマルファイター(牡5・栗東・橋口)、クラシック候補の評価を受けながら腸ねん転により無念の死を遂げたツルマルシスター(牝・栗東・橋口)、そして今年の小倉で新馬勝ちをおさめたツルマルフェロー(牡2・栗東・橋口)など、続々と活躍馬を輩出してきたツルマルガール(牝13)が、12日、北海道の社台ホースクリニックで亡くなりました。7月から腸炎の治療のために社台ホースクリニックへ入院。一時は回復の兆しも見られたものの、肺炎を併発してしまったようです……。ガールが優勝した94年の朝日CC(GIII)。武豊騎手を背に見せてくれた、あの日の切れ味鋭い末脚は、いまだに僕の記憶の中で鮮やかに残っています。大好きな馬だっただけに、とても残念です。今春産まれたというダンスインザダークの牝馬が、ガールの牝系を繋いでいってくれることを節に願うばかりです。合掌。 (キュン) |
ダンスインザムード、予定通り、米遠征へ 2004年10月20日午前6時20分 |
秋華賞で某社某氏の銀行馬券を紙クズにガラリ一変させてしまったダンスインザムード(牝3・美浦・藤沢和)ですが、レース後は元気な様子とか。よって当初の予定通り、11月28日の米GIメイトリアークS(ハリウッドパーク競馬場・芝1600メートル)に遠征する公算が大きくなったそうです。「馬の様子を見てから」と前置きした上で「マイル戦でもあり、米国には行く可能性が高い」と藤沢師。鞍上はケント・デザーモ騎手に決定しています。(超ジェッター) |
元石調教師、死去 2004年10月19日午前6時58分 |
病気療養中だった美浦の元石孝昭調教師が、17日に柏市の病院で亡くなられました。享年70歳。スプリングS、安田記念を制したタケデンや朝日杯3歳Sのニシノスキー、そして朝日杯3歳Sのリンドシェーバーを手掛けられました。通算成績は4647戦341勝(うち重賞12勝)。管理馬は河野厩舎へ転厩となるそうです。慎んでご冥福をお祈り申しあげます。(超ジェッター) |
「武豊日記2」のご予約、明日が締切です 2004年10月18日午後8時30分 |
武豊ジョッキーの直筆サイン入り本が購入できる『 武豊日記2 Take a chance! 』のご予約、明日19日の15時が締切です。当サイトで先行予約された方のなかから、10名様に武豊騎手直筆サイン入り本をお届けします。ご予約は、当サイト内オーダーフォームでお申し込みください。銀行振込のお客様は、明日10月19日(火)15時までに弊社が入金確認できるよう、お願いします。同様の直筆サイン本サービスを、武豊オフィシャルサイトでも行っています。同サイトの当選者数は40名様! ただし、アクセス数を考えると、弊社サイトとどっちの当選確率が高いのか……。それはレースの結果と同じ。「神のみぞ知る!」です。もう一度コピペしときましょ。「神のみぞ知る!」(ぷ) |
ダンツフレーム、20日に地方競馬デビュー 2004年10月18日午後4時16分 |
荒尾競馬に転籍したダンツフレーム(牡6・荒尾・宇都宮)の地方デビュー戦が明後日20日の荒尾10R・かんなづき特別(ダート1500m)に決まりました。10頭立ての同レース、出走馬を眺めると、なんか聞いたことのある名前がゾローリ。バンブーマリアッチ、シゲルカミナリ、ラブイズウィスパー、マルシゲアリダー……、なんと出走10頭中9頭が元JRA所属馬なのでした。こういうレースなら、弊社が冠スポンサーになって、「あの馬は今?」特別、とか、どうすか、社長?(ぷ) |
競馬はわかりません 2004年10月17日午後7時2分 |
きょうの秋華賞をダンスインザムード(牝3・美浦・藤沢和)でハデに勝ってもらって、その勢いで10月22日に『 武豊日記2 Take a chance! 』を発売!、という段取りを自分勝手に予定していた小社だったのですが、競馬ってホントにわからないですね。敗因について日本一の騎手が「わからない」と言っているんだから、わかんないすよ、ホント。スイープトウショウ(牝3・栗東・鶴留)、強かったです。勝ってカンカン場に帰ってきたとき、池添騎手、涙顔を見せるのが恥ずかしかったのか、なかなかゴーグルを取りませんでしたね。そして、しばらくの間、バレットさん共々、ボロボロに泣いていたシーンが印象的でした。(ぷ) |
モガミ、大往生 2004年10月17日午後6時35分 |
種牡馬を引退し、門別のシンボリスタリオンステーションでのんびりと余生を過ごしていたモガミが、昨日16日午前6時10分頃、心不全で天に召されました。今月8日頃から食欲が落ち、歩行がフラつくなど衰弱の傾向が見られたため、栄養補給をするなど、スタッフが手を尽したそうですが、28歳という年齢には勝てなかったようです。牝馬三冠のメジロラモーヌ、ダービー馬シリウスシンボリ、JCのレガシーワールドなどを輩出。産駒に気性の激しい馬が多かったので、やたら怒りっぽい人と出会ってしまったときは、「あの人は母系にモガミが入っているから」などというオヤジギャグを飛ばしていたのを思い出します。大種牡馬の大往生でした。合掌。(ぷ) |
大樹レーシングの赤澤社長、死去 2004年10月17日午前8時10分 |
大樹レーシングクラブの赤澤裕美社長が15日にお亡くなりになりました。大樹ファームの赤澤芳樹代表の奥様ですね。まだお若いと思うのですが。タイキの会員の方や競馬場によく行かれる方はウイナーズサークル等でお姿をお見かけしたかと思いますが、お美しい方でした。慎んでご冥福をお祈り申しあげます。(超ジェッター) |
まさに鬼脚でしたね 2004年10月16日午後6時26分 |
きょうのデイリー杯2歳Sですが、ペールギュント(牡2・栗東・橋口)、ものすごい鬼脚でしたね。黒本の取材でノーザンFにオジャマしたとき、乗り込みのピッチを上げ始めているところで、テンションが上がりすぎていてキケンであるため、締切日までに写真を撮らせていただくことができませんでした。でも、橋口先生からツィンクルブライド産駒への思い入れをたっぷり聴かせていただいたことがあったので、今年の産駒はいよいよ来たかな、母系伝統のキリン走法じゃなくて、ちゃんとまっすぐ走るのかな(笑)なんて思っていたのですが、久々の最後方からの大外急襲というヤツを堪能させていただきました。こんな鬼脚ばかり使っていて脚が持つのだろうかと余計な心配までしてしまいますが、小牧との相性も良さそうですし、これは楽しみになってきました。問題はうちらのPOGで1番取られたくない人に同馬を取られてしまったことなんですけど。 どうしよう(苦笑)。(ぷ) |
アドマイヤベガ、告別式 2004年11月15日午前11時32分 |
10月29日に偶発性胃破裂により、あまりに早すぎる死を遂げてしまった99年の日本ダービー馬、アドマイヤベガ。彼の告別式が23日(火・祝)13時より、社台スタリオンステーションで行われることが決まりました。当日はファンからの記帳、参列も受け付けるとのことです。アドマイヤベガの、「これぞ良血のお坊ちゃん!」という雰囲気は忘れられません。大活躍を見せている初年度産駒を含めて、残されたのはわずか4世代。やっぱり早すぎですよね……。(キュン) |
スキップジャック、やったあ! 2004年11月13日午後5時26分 |
本日の京王杯2歳S、勝浦騎乗のスキップジャック(牡2・美浦・高橋裕)がやってくれました! 黒本のなかで同馬を秘密兵器としてイチ押しした日高いぶり氏(しかし、このペンネーム、何とかならないか)は小鼻をふくらませて「どうだい」というノリで威張っております。たぶん、POG関連のメディアのなかで同馬を大プッシュしたのは黒本が最初じゃないかと思うのですが、実馬を見て、馬産地を歩きまわって脚で稼いだ収穫ですし、この種の「掘り出し」系の良駒を見つけてくるのが『POGの大穴』の芸風というか、コンセプトのひとつでもあるので、編集部としても、素直にバンザイ三唱です!!(ぷ) |
美浦トレセン内にサッカースクール開校 2004年11月13日午後5時04分 |
来年4月に小学生や幼稚園児を対象としたエリート・サッカースクールが美浦トレセン内に開校することになりました。運営するのは、あの鹿島アントラーズ。同クラブの下部組織としては8校目のスクールです。同クラブが美浦トレセンに目をつけたのは、夜間照明のある設備が整っているからとか。JRAとの粘り強い交渉の末、ようやく開校にこぎつけたそうです。「将来トップチームに入るような選手がでてきてくれればクラブとしてうれしい」と鹿島の関係者。元日本代表FWの黒崎や長谷川も指導にあたるということで「日本サッカーの弱点と言われるストライカーの強化につながれば言うことはない」と話しています。美浦トレセンのこの学校から、ゴール前で一瞬の切れ味をみせるFWや、いい脚を長く使えるストライカーが誕生することを祈りましょう。(ぷ) |
おフランスざます 2004年11月12日午前11時07分 |
先日の天皇賞で、日本人ジョッキーの肩身を狭くしてしまったフランスジョッキー軍団に、新たな援軍が! JRAは、11月13日から12月26日までの短期免許を、ダヴィ・ボニヤ騎手に対して交付したことを発表しました。身元引受調教師は美浦の小島太調教師、身元引受馬主は吉田和美氏とのこと。このまま日本競馬が、おフランス軍団に占領されてしまうのか!? 今こそ日本人ジョッキーの意地の見せ所だっ! (キュン) |
ニシノフラワー、Singspielの種を求めて渡英 2004年11月11日午後8時12分 |
名牝ニシノフラワー(牝15)が来春にSingspielと種付けするため、11月16日に渡英するそうです。引退したばかりのニシノムーンライト(牝5)も同行し、同様にSingspielと交配される予定。帰ってくるときに、ついでにSingspielを日本に連れてきちゃえばいいのに……なんてワケにはいきませんよね。サンデーサイレンスがいなくなってから2年が経過しました。(ぷ) |
侍VS薔薇十字団 2004年11月11日午後3時16分 |
ぼくが勝手にライバル関係にしてしまったサムライハート(牡2・栗東・伊藤雄)とローゼンクロイツ(牡2・栗東・橋口)。2頭とも同日に勝ち上がり、しかも両馬とも鞍上が武豊騎手ということで、いよいよ盛りあがってきました。……独りで(笑)。レース後に、「侍の次走は自己条件のエリカ賞」という話を耳にして、「まさか早くも……!?」と思っていましたが、どうやら薔薇の方は京都2歳Sへ出走予定とのこと。いずれ決着をつける時が来るでしょうけど、楽しみをまだ先にとっておきたいぼくとしては、とりあえずホッとしました(笑)。(キュン) |
アンカツ入院 2004年11月10日午後6時16分 |
安藤勝己騎手が水痘と髄膜炎を発症して、9日に入院したことがJRAから発表されました。安藤勝己騎手は、先週の騎乗を発熱のためにキャンセルしたばかりでした。症状の改善、回復までは2週間を要する見込みとのことで、これにより事実上、今週末の騎乗も難しくなったようです。GIシーズン真っ盛りの中でのリタイヤは、さぞ無念でしょうね……。一刻も早く回復することをお祈りいたします。(キュン) |
来年も北の国から!? 2004年11月10日午後6時6分 |
昨日、門別競馬場で行われた交流重賞、北海道2歳優駿(交流GIII・ダ1800m)で、地元ホッカイドウ競馬所属のモエレアドミラル(牡2・道営・堂山厩舎)が、後続を全く寄せ付けず、4馬身差の圧勝劇を演じ、見事デビューから無傷の4連勝を果たしました。昨年のコスモバルク(牡3・道営・田部厩舎)に続いて、来年もクラシックを沸かせるのはホッカイドウからやってきた刺客かもしれません。なお今後は、美浦・小島太厩舎に転厩する予定とのことです。平成12年のオークスを制したシルクプリマドンナの全弟ということを考えると、ダートよりもむしろ芝の方が向いていそうなので、楽しみいっぱいです。(キュン) |
BUDO-RA BOOKS、刊行スタート! 2004年11月9日午後8時46分 |
武術&格闘技の理論書を集めたBUDO-RA BOOKS、刊行スタートです! きょうはこの書籍シリーズの編集を担当するフルコムの山田英司編集長が来社。シリーズ第1弾、11月20日発売の『 武術の構造 もしくは太極拳を実際に使うために 』のプロモーションの最終打ち合わせ。なにせ第1弾は山田編集長がご自身で筆をとられた渾身の力作。弊社スタッフと水も漏らさぬ綿密な打ち合わせ……となるはずだったのですが、話はワープに次ぐワープで、どういうわけだか、中国での取材でこんなヒドイ目に遭った関係のトホホ話の披露大会に……。中国で困ったときには袖の下、という王朝末期の腐敗官僚のような弊社担当編集者に対し、山田編集長は「 窮地は気合いで切り抜けましたよ。気合だ!!!」と大喝! さすがです(笑)。きょうお打ち合わせをした2弾目、3弾目も、まさにバイブルもんの1冊になりそう。BUDO-RA BOOKS、乞う、ご期待!(屁翁) |
常石騎手、転院! 頑張ってください!! 2004年11月9日午後8時18分 |
北九州市のリハビリ専門病院に入院していた常石騎手が8日の午前に転院しました。転院先は京都市内のリハビリ専門病院なのですが、そこに移動するのに、タクシーと新幹線を利用したという記述を読み、その回復ぶりにびっくりしました。移動前の担当医師によると、「当院に転院後はリハビリテーションを中心に行ってきた。現在の容態としては、少しずつ声が出始めており、手足の動きも徐々に良くなってきている。特に歩行については、短い距離であれば杖をつかわずに歩くことも出来る」とのこと。「スゴイ、でも、さぞかし辛いだろうな……。だけど頑張って!!」と思いました。全国のファンが同じように応援していることでしょう。常石騎手、ガンバレ!(ひ) |
つ、強〜〜い!! 2004年11月7日午後5時8分 |
今日の京都3Rの2歳未勝利戦で薔薇一族のニュースター候補、ローゼンクロイツ(牡2・栗東・橋口厩舎)が強い勝ち方を見せてくれました。個人的に一族を応援している筆者にとって、嬉しい1シーンです。続いて、6Rの新馬戦に、いよいよ女王エアグルーヴの息子、サムライハート(牡2・栗東・伊藤雄厩舎)が出走。馬なりで上がってきた4角から、直線最後の追わない入線まで、「つ、強〜〜い!!」と思わず感嘆の声が出てしまいました。どちらも鞍上は武豊騎手で、おまけにハンサム。来春まで、追いかけるゾ♪ (ひ) |
SSの孫が初の海外GI勝ち! 2004年11月6日午後6時1分 |
サンデーサイレンスの孫がついに海外でGIを勝ちました! 11月4日にオーストラリアのフレミントン競馬場でヴィクトリアオークス(豪GI・3歳牝、芝2500m)が行われ、タヤスツヨシ産駒のHollow Bullet(牝3・マカドール厩舎)が2分41秒28のタイムで優勝したのです。まさに世界に広がるSS系、という感じですが、初の海外GI馬が、シャトル種牡馬で豪州で種付けしていたタヤスツヨシ産駒とはビックリ。ツヨシくんにはちょっと失礼ですけど。(ぷ) |
クラブ法人なんて大嫌いである 2004年11月6日午後5時14分 |
「個人馬主の代表として発言すれば、クラブ法人なんて大嫌いである。(中略)本当に虫のいい商売をしている」とは、西山牧場の西山茂行氏の書き下ろしコラムの一節。同氏が個人馬主の立場から、一口クラブ法人に対してキビシイ発言をされ続けているのはご存知かもしれませんが、前記の「個人馬主のいななき」と題されたコラム、なんとラフィアンの会報の新連載なのであります。もちろんマイネル軍団は代表的なクラブ法人のひとつ。その会報に「毎月、お楽しみに。ズバズバ、書きます」という西山氏のコラムが連載されるとは、スゴい編集企画。諸般の事情でクラブさんの会報は幅広く目を通しているのですが、これは久々のヒットですね。シゲユキ同士のご縁ということですが。(ぷ) |
スターリングローズ、引退 2004年11月5日午後2時12分 |
長くダート競馬を盛り上げてきた古豪、スターリングローズ(牡7・栗東・北橋厩舎)の11月10日付けでの引退が発表されました。スターリングローズは今年のフェブラリーS以来の復帰戦となる、JBCスプリントに向けての調整中に放馬。その際に走行中の車に激突するアクシデントに見舞われ、結局はそれが原因で引退ということになってしまったようです。スターリングローズを思い浮かべると、福永祐一騎手の顔も同時に浮かんでくるのは僕だけでしょうか。全姉のゴールデンジャック共々、福永騎手とはベストパートナーでした。なおスターリングローズ、今後は北海道の二風谷軽種馬共同育成センターで種牡馬生活に入るとのこと。ほんとうに長い間、お疲れさまでした。(キュン) |
気を取り直して 2004年11月4日午後3時52分 |
その「ゴールデンジュビリーデー」に、目玉は来なくても、豪華なゲストがやって来る! 国家を歌うために和田アキ子さんが、そしてさらには小川直也さんが「ハッスル! ハッスル!」を広めるため(?)に、東京競馬場へ来場するとのこと。JRAのHPには『最大規模の「ハッスル!」パフォーマンス披露』とありますが、JRAはGIファンファーレの直前にでも、「ハッスル! ハッスル!」を披露させる気なのでしょうか……(笑)。(キュン) |
JCダート、目玉は、やって来ず…… 2004年11月4日午後3時43分 |
今年のジャパンカップダート最大の目玉になるはずだったPleasantly Perfect(牡6)ですが、どうやら日本には来ない……どころか、左後脚の故障により、このまま現役を退くようです。同馬を管理しているリチャード・マンデラ師が、火曜日に明言した模様。ケガの発症理由をマンデラ師は、「BCのスタート前にスタートゲートを蹴ってしまったのが原因」と、推測しているようです(英語に自信がないので、間違っていたらゴメンなさい)。「ゴールデンジュビリーデー」を彩るであろう注目馬の戦線離脱は、とても残念です。今後はアメリカ、ケンタッキー州にあるレーンズエンドファームで種牡馬となるそうです。お疲れさまでした。(キュン) |
<< 前の日記 次の日記 >>
|